加藤亮太郎はこの度、その年の最も優秀な作家に対して授与される賞である「2023年度 日本陶磁協会賞」の受賞を記念いたしました。この受賞を記念して、日本橋・壺中居にて受賞記念展「2023年度 日本陶磁協会賞・金賞受賞記念 加藤亮太郎・三代 宮永東山展」が開催されます。ぜひご高覧・・・
- 2024.10.18 更新
- 詳細 ▶
加藤亮太郎はこの度、その年の最も優秀な作家に対して授与される賞である「2023年度 日本陶磁協会賞」の受賞を記念いたしました。この受賞を記念して、日本橋・壺中居にて受賞記念展「2023年度 日本陶磁協会賞・金賞受賞記念 加藤亮太郎・三代 宮永東山展」が開催されます。ぜひご高覧・・・
当窯は、一八〇四年(文化元年)に開窯、江戸城の御用窯として食器を納めました。以後代々に渡り、窯の火を灯し続け、時代に即し、また時代を創る数多の陶磁器を生み出してまいりました。
長い窯歴において、六代加藤卓男が人間国宝に認定されるなど、芸術性を重んじる窯風として現在に至ります。
美術館、資料館などの建築群を含めた美濃陶磁の里は、ミシュラングリーンガイド2つ星に選定されています。
当窯の歴代当主は、陶芸家として美を生み出すため、常に新しいものを追い求め、試行錯誤し、挑戦し続けてまいりました。
その実績は国内のみならず、海外でも高い評価をいただき、窯の誇りとして蓄積しております。
卓越した技術と美への探求心。
当主の創造力こそが窯元の理念であり、それは純粋に、濃厚に、継承されております。
青磁、天目、染付、赤絵、金襴手など中国陶磁をはじめ、乾山、李朝など幅広い技法を駆使し、昭和48年に岐阜県重要無形文化財の認定を受ける。
現在の幸兵衛窯の礎を築き上げた中興の祖。
また岐阜県陶磁器試験場長を23年間務め、技術開発や後進育成に取り組んだ「美濃焼の父」。
古代ペルシア陶器に魅了され、長年の発掘研究を経て、幻の名陶ラスター彩の復元に成功し、青釉、三彩、ペルシア色絵など、ペルシアと日本文化の融合した作品を発表する。
宮内庁より正倉院三彩の復元制作を委嘱され、9年に及ぶ研究の末、「三彩鼓胴」「二彩鉢」を納入。
平成7年に国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
人間の根源と本質をテーマに立体作品を制作し、日展、朝日陶芸展でそれぞれ最高賞を受賞するなど、高い評価を受ける。
近年は、加藤卓男の三彩やペルシア陶技を継承し、現代感覚溢れる作品を制作している。
またラスター彩を通じたイランとの国際文化交流にも力を入れている。
美濃桃山陶の伝統に正面から立ち向かい、自ら窯を築き、穴窯焼成の志野、引出黒、織部、黄瀬戸など、特に茶碗の制作に力を入れる。
また書と陶が融合した作品や、異素材とのコラボレーションも積極的に手掛ける。
これからの美濃を牽引すると期待される存在。
当窯では、陶芸家である当主監修のもと、歴代の作風を反映させた個性溢れる陶器を製造しております。
技術指導を受けた熟練職人たちが、手描き、手作りで制作しており、一つ一つ違った表情を持つ味わい深い焼き物です。
生涯のお供としてご満足いただけるよう、伝統ある窯元としての矜持を持って、一同作陶に向き合っております。
当窯では、焼き物へのご興味を深めていただくため、様々な見学施設やプログラムをご用意しております。
本館ギャラリー、古陶磁資料館、工芸館などに加え、穴窯や工房のご見学、作陶体験もお楽しみいただけます。
ご休憩用のサロンや食器販売所なども完備し、ごゆっくりとお時間を過ごしていただけます。
ここでしか得られない体験の詰まった美濃陶磁の里は、ミシュラングリーンガイド2つ星に選定されております。
住 所 | 〒507-0814 岐阜県多治見市市之倉町4-124 |
---|---|
電 話 | 0572-22-3821 |
info@koubei-gama.co.jp |
開館日 | 9:00~17:00(平日・第1,3土曜日) 10:00~17:00(日祝・第2,4土曜日) |
---|---|
休館日 | 年末年始・夏期休暇・その他当社休暇日 |
入館料 | 一般/300・大高生/150・中学生以下無料 [団体(20名以上)一律20%割引] (お買物のみの方は入館料不要) <市之倉さかづき美術館共通券> 一般/600・大高生/300・中学生以下無料 [一般団体/500・大高生団体/200(20名以上)] |
予 約 | 一般不要/団体要予約(3日前までにご連絡ください) |
---|---|
駐車場 | 22台収容可 ○大型観光バスは市之倉さかづき美術館の駐車場をご利用ください(徒歩5分) |